■ 人形作り再開
20年以上作っていなかった人形を、3年ほど前からまた作り始めています。
人形作りは、相当力を入れてやっていた時期があり、桐塑に胡粉塗りの本格的な人形を、工美展や京展など公募展に出品していました。その後、体調をこわしたり、パソコンに興味が移るるなどでずっとストップしたままになっていました。
たまたま、パソコンサークルと同じ会場で開かれていた、紙粘土サークルの人形展を観る機会があり、年輩の方達の出品に刺激され、作りかけや、集めておいた布類もあり、もう一度人形を作ってみようと、そのサークルに入会しました。
このサークルではアンチックドール風の抱き人形や市松人形など衣装人形を作っています。
目も見えにくくなり、指先の力も鈍く思うようにはなりませんが、同じ趣味の人達の中にいると、ぼちぼちながら作品が出来ていきます。

     三つ折れ人形          
               「手まり遊び」


26年12月のサークル展に出品の三つ折れ人形「手まり遊び」です。
サークル展にはこの三つ折れ人形の他、市松人形も出品しました。


   人形作りの行程
・粘土で原型を作る ・石膏で型を取る ・その石膏型を使い紙粘土で型を抜く ・磨き ・上塗り ・開眼 ・ボディーの組み立て ・髪付け ・衣装(洋服、着物)縫い ・小物作りなどの行程を全部やることになるので一体作るにも相当な時間と労力がいります。

このところは、直接紙粘土で作るとか、以前に作った石膏型で型抜きしたり、髪付けも、市販のカツラを使うなど省力化もしていますが、それでもボディー作りから、開眼、着物縫いなどは手抜きせずこつこつやってます。












紙粘土で直接を作った
市松人形のボディー部分